ご縁 [日常の出来事・雑感]
お久しぶりのブログです。
昨日、大きなお仕事が一つ終わり、今日はすっきりと、晴れ晴れな気分で
PCに向かってます
大きなお仕事とは。
いつもお世話になっている、とある尺八の会の演奏会で、ナレーションをつとめました。
私は、まったくの素人です。
でも、なぜか、ナレーションを頼まれることが多く、今回もかる~い気持ちで引き受けました。
放送だけの”影ナレーション”だし、原稿見ながらでいいし、OKOK~~~的な
ところが…。
この会の主催者であった大先生が、今年の初めに亡くなってしまい、
タイトルこそ付かなかったものの、追悼演奏会という、なんとも思い入れの深い会となってしまったのです。
ナレーション原稿についても、照査を私のお筝の師匠にお願いし、
さらに、会の方々が読み返し、私に戻ってきて、それをまた師匠にご相談。
なにしろ、素人集団での運営ですから、会運営とは関係のないはずの師匠に
かなりのご負担をおかけしました
まとまりつつあった原稿を、家で会社で電車で、読みました。
音読(日本語)練習なんて、ほんとに中学校以来じゃないかなぁ
前日には、夜中まで音読しながら、つっかえやすいところや、フレーズや、イントネーションなどなど、
自分なりの印を書き込みながら、練習。
喉が痛くなり、やばい
でも、よしっと思えなくて、いまひとつ不安が残り、
何か参考になる、コツのようなものが出ていないかと、ネットを検索。
そこに、重要な、全く考えていなかったアドバイスというか、基本のき、がありました
腹式呼吸。おなかで支えた声を出せ。
そういえば、喉が枯れてきたし、声も安定せず、たまにひっくりかえっちゃったりしてた私。
これほど的確で、大きな力になるアドバイスはありませんでした。
果たして、大成功いたしました
たくさんのお褒めの言葉と、大きな花束までいただいてしまい、練習と研究の成果、大切さを
こんなにこんなに実感したことはありません。
40すぎて、何言ってんだって感じですよね
思い入れが深くなったのは、亡くなった大先生に、どれだけたくさんのものを教えていただき、
気づかせていただいたか、計り知れず、本当に大好きな、尊敬する方であったからです。
お心の大きな、優しい方でした。
私は落ちこぼれのフルート吹きです。人前で演奏するのが苦手で、成功した試しがありません。
劣等感の塊です
でも、先生は、一緒に吹こうと誘ってくださり、
お筝と合わせて、”春の海”を内輪のおさらい会で発表したり、
もっと小さな会では、一人で吹かせたり。
音楽って楽しいよ、劣等感を持つ必要なんてないんだよ
自分なりのスタイルで楽しめばいいんだよ…
とでも言うように、音楽の世界に連れ戻してくれました。
お筝も、先生の紹介ではじめました。
先生の具合が悪くなった頃、「あと5年も生きれば十分だ」 なんておっしゃったとき、
「私の夢は、いつか、先生にお筝の奏者として演奏会に誘っていただき、
一緒に演奏することです」って申し上げましたら、
ふと厳しいお顔をされて、「それじゃあ、5年じゃ足りないかな」
いつもニコニコ天真爛漫といった感じの笑顔の方でしたので、
その厳しいお顔を見たとき、しまったと思った
「芸」をそんなに軽く語っちゃいけないんだって反省したのです。
先生は、私の調子のいい発言も真剣に捉えてくださったんですよね。
豊かな包容力を感じる人柄は、そんな自然な受け答えの中にも出るんですね。
先生を慕っているたくさんの方が、演奏会を盛り上げているのが印象的でした。
先生にいただいた中で、一番大きなもの、「ご縁」だと思ってます。
本当に、先生がいなければ知り合いようのない方々と知り合いました。
これからもずっと、大切にしていきます。
昨日、大きなお仕事が一つ終わり、今日はすっきりと、晴れ晴れな気分で
PCに向かってます
大きなお仕事とは。
いつもお世話になっている、とある尺八の会の演奏会で、ナレーションをつとめました。
私は、まったくの素人です。
でも、なぜか、ナレーションを頼まれることが多く、今回もかる~い気持ちで引き受けました。
放送だけの”影ナレーション”だし、原稿見ながらでいいし、OKOK~~~的な
ところが…。
この会の主催者であった大先生が、今年の初めに亡くなってしまい、
タイトルこそ付かなかったものの、追悼演奏会という、なんとも思い入れの深い会となってしまったのです。
ナレーション原稿についても、照査を私のお筝の師匠にお願いし、
さらに、会の方々が読み返し、私に戻ってきて、それをまた師匠にご相談。
なにしろ、素人集団での運営ですから、会運営とは関係のないはずの師匠に
かなりのご負担をおかけしました
まとまりつつあった原稿を、家で会社で電車で、読みました。
音読(日本語)練習なんて、ほんとに中学校以来じゃないかなぁ
前日には、夜中まで音読しながら、つっかえやすいところや、フレーズや、イントネーションなどなど、
自分なりの印を書き込みながら、練習。
喉が痛くなり、やばい
でも、よしっと思えなくて、いまひとつ不安が残り、
何か参考になる、コツのようなものが出ていないかと、ネットを検索。
そこに、重要な、全く考えていなかったアドバイスというか、基本のき、がありました
腹式呼吸。おなかで支えた声を出せ。
そういえば、喉が枯れてきたし、声も安定せず、たまにひっくりかえっちゃったりしてた私。
これほど的確で、大きな力になるアドバイスはありませんでした。
果たして、大成功いたしました
たくさんのお褒めの言葉と、大きな花束までいただいてしまい、練習と研究の成果、大切さを
こんなにこんなに実感したことはありません。
40すぎて、何言ってんだって感じですよね
思い入れが深くなったのは、亡くなった大先生に、どれだけたくさんのものを教えていただき、
気づかせていただいたか、計り知れず、本当に大好きな、尊敬する方であったからです。
お心の大きな、優しい方でした。
私は落ちこぼれのフルート吹きです。人前で演奏するのが苦手で、成功した試しがありません。
劣等感の塊です
でも、先生は、一緒に吹こうと誘ってくださり、
お筝と合わせて、”春の海”を内輪のおさらい会で発表したり、
もっと小さな会では、一人で吹かせたり。
音楽って楽しいよ、劣等感を持つ必要なんてないんだよ
自分なりのスタイルで楽しめばいいんだよ…
とでも言うように、音楽の世界に連れ戻してくれました。
お筝も、先生の紹介ではじめました。
先生の具合が悪くなった頃、「あと5年も生きれば十分だ」 なんておっしゃったとき、
「私の夢は、いつか、先生にお筝の奏者として演奏会に誘っていただき、
一緒に演奏することです」って申し上げましたら、
ふと厳しいお顔をされて、「それじゃあ、5年じゃ足りないかな」
いつもニコニコ天真爛漫といった感じの笑顔の方でしたので、
その厳しいお顔を見たとき、しまったと思った
「芸」をそんなに軽く語っちゃいけないんだって反省したのです。
先生は、私の調子のいい発言も真剣に捉えてくださったんですよね。
豊かな包容力を感じる人柄は、そんな自然な受け答えの中にも出るんですね。
先生を慕っているたくさんの方が、演奏会を盛り上げているのが印象的でした。
先生にいただいた中で、一番大きなもの、「ご縁」だと思ってます。
本当に、先生がいなければ知り合いようのない方々と知り合いました。
これからもずっと、大切にしていきます。
タグ:ナレーション
2013-06-02 21:25
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